駿河地方にはたくさんの茶畑がありますが、その中からどこを選べばいいのでしょうか?ここでは、素晴らしい景観のある5つの素晴らしい茶畑を紹介します。

相藤園

相藤園の茶畑をひと巡り
相藤園の茶畑をひと巡り

大井川畔の相藤園は、お茶の豊かな歴史と人をつないでいます。オーナーである相藤ご夫妻の案内で、畑や農作業の様子を見学できます。この農園のある川根本町は、日本三大銘茶のひとつに数えられ、全国茶品評会では10回以上の入賞を果たしている有名な町です。相藤園のお茶は、三煎目以降も甘みとうまみが持続します。

カネトウ三浦園

カネトウ三浦農園の茶摘みシーズン
カネトウ三浦農園の茶摘みシーズン

湾岸地域を訪ねると三浦カネトウ園で、古くから行われてきた「茶草場統合システム」という農業技術が見つかるでしょう。ススキや広葉樹のような野生の草を有機肥料として使う静岡の伝統的な農法で、世界重要農業遺産に指定されています。独特の風味を持つカネトウ三浦園の荒茶をぜひ味わってみてください。

森内茶農園

森内茶農園にて色々なお茶を試飲
森内茶農園にて色々なお茶を試飲

森内茶農園の9代目が受け継いできたものをご覧ください。森内夫妻は、お茶の知識とおもてなしで有名です。傾斜した地形と土壌に合った10種類以上の品種が組み合わされ、素晴らしいシングルオリジンティーが生み出されています。森内茶農園では、茶畑のガイド、写真撮影、そして3種類の茶を試飲し、その風味を比較しながら体験できます。

マルジョウむらかみ園

むらかみ園の茶畑はいつ見ても美しい
むらかみ園の茶畑はいつ見ても美しい

茶畑で富士山を眺めたいなら、むらかみ園はいかがでしょう。標高350mを超えるこの茶園は、しばしば雲海に覆われ、それが天然の日陰となります。樹齢100年を超える茶樹もあり、特に「在来(ざいらい)種」が有名です。有機栽培にこだわったむらかみ園のお茶づくりは、世代を超えて受け継がれる豊かな体験です。