6時間
自然とつながる旅
山と海と茶畑が重なる美しい自然の中へ
家康が好んで飲んだ静岡茶のルーツである聖一国師のルーツを尋ねる
オクシズ、栃沢の里山で江戸時代から続くお茶農家です。1980年代から自宅の縁側を開放してお茶を提供していて「縁側カフェ」の先駆けでもあります。山水園で出されるお茶に使う水は栃沢の湧水。葉も水も栃沢の自然の恵みたっぷりでまさに「山のおだし」。ここでしか味わえないお茶です。毎年数回自宅で開かれる茶会には全国から山水園のお茶ファンが集まります。
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本格的な茶室で茶文化を味わう
朝比奈川流域は「玉露」三大産地のひとつ。本場の玉露を、「道の駅 玉露の里」の敷地内にある「瓢月亭」で味わうことができます。
池を見渡す和室や本格的な茶室で、お点前を体験。玉露を口にした瞬間、ふんわりと広がる出汁のような旨味に、きっと驚くはずです。また、和菓子とお茶をいただきながら、茶道の作法や茶葉や茶器について学ぶこともできます。
同じく「道の駅 玉露の里」にある食事処「茶の華亭」では、茶蕎麦や地元食材を取り入れた料理を提供。玉露茶や地酒、新鮮な農産物も販売しています。
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由緒ある「志戸呂焼」の窯場で陶芸体験
島田市は江戸末期から続く伝統工芸「志戸呂焼」の生産地。茶人・小堀遠州が選んだ「遠州七窯」の一つでもあります。
その背景にあるのが、鉄分を多く含む土。硬く焼けるため、茶壷に使われていたという歴史があります。彦次窯は徳川家康が遠州志戸呂に住んでいた陶工たちに、「焼物免許の朱印状」(市指定文化財)を出して保護していた窯です。
「志戸呂焼DE いっぷく」は「志戸呂焼 彦次窯」で陶芸を行い、緑茶で一服する2時間のアクティビティー。五代目の丸山さんから、土地の歴史を聞きながらお茶を一服、自分で成形した茶碗や湯呑を眺めながらまた一服。歴史に思いを馳せながら、緑茶を楽しむことができます。
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するがの歴史と未来を結ぶ場所
今川・徳川時代から受け継がれたするがの伝統工芸。
今も大切に伝わる駿河竹千筋細工・和染・木工・漆・陶芸などのさまざまな工芸体験を楽しめます。
おすすめは、「お茶」と古くからこの地に根付く「駿河和染」を掛け合わせた「お茶染」。お茶に含まれるタンニンの成分が発色され、自分だけのオリジナルの染物を作ることができます。商品にならない茶葉を染料として贅沢に使用しており、煮出した茶殻は堆肥として循環します。
体験の後は、「駿河竹千筋細工」などの工芸品と木材を贅沢に使用した空間で、お土産を購入することができます。さらに、カフェ「HACHI & MITSU」では、地元丸子産の村本養蜂場のはちみつ、県内産の食材を使用したフードやドリンクが楽しめます。
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